【会話で学ぶシリーズ】仮想通貨が結局何なのか知りたい人【難易度:スライム級】

技術システム(技術革新の動き)

本日のヒトコトで結論

仮想通貨とは、

【インターネット上(仮想空間)で利用できる通貨】の事なのじゃ。


登場人物の紹介

物知り博士(53歳・無職)

とっても物知りな博士。

 

助手ちゃん(20歳・大学生)

いつも好奇心いっぱいの女の子。

 


ある日の昼下がり

博士ー。

仮想通貨って何ですか?

ほほう、助手ちゃん。

突然どうしたのじゃ?

ビットコインとか何とかで、大金持ちになっている人がいるらしいじゃないですか。

私もそうなりたいんです。

ふーむ。

助手ちゃんは仮想通貨にどんなイメージを持っておるのかな?

正直怪しい感じがします。
それでは本日は、仮想通貨がどんなモノなのかを一緒に咀嚼していくのじゃ。

➀『仮想』『通貨』って何?

仮想通貨とは、インターネット上で利用ができる通貨の事じゃ。
日本円だってインターネット上で利用できますよ。

Amazonとか。

うむ。

本質的には仮想通貨と、我々が普段使用している日本円は同じモノなのじゃ。

………?

よく分かりません。

大丈夫、ゆっくり説明していくぞ。

ちなみに日本唯一の中央銀行である日本銀行は、仮想通貨をこのように定義しておる。

ヒトコトメモ

中央銀行:日本でもっとも偉い金融機関。

「仮想通貨」とは、インターネット上でやりとりできる財産的価値であり、「資金決済に関する法律」において、次の性質をもつものと定義されています。

  1. (1)不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨(日本円や米国ドル等)と相互に交換できる
  2. (2)電子的に記録され、移転できる
  3. (3)法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカード等)ではない

日本銀行』より引用

難しい言い方ですね。

法定通貨って何ですか?

法定通貨とは、法律によって、価値を裏付けられている通貨の事じゃ。

日本では日本銀行が発行している日本銀行券(紙幣とも言う)、そして造幣局が製造している硬貨(貨幣とも言う)の事を言うのじゃ。

紙幣と貨幣…、千円札とか500円玉の事ですね。

『(1)不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨(日本円や米国ドル等)と相互に交換できる』とは、日本円のように、お店で支払いができるという事、そして日本円と両替ができるという事じゃ。
お店で支払いができて、両替もできる。

普通の通貨みたいですね。


次に『(2)電子的に記録され、移転できる』とは、日本円のような紙幣、貨幣のカタチを持たず、現実には存在しないという意味じゃ。
電子的に記録され、現実には存在しない…。

ゲームの通貨みたいなモノですか。


最後に『(3)法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカード等)ではない』とは、政府や金融機関のような、価値を裏付けてくれる存在が無いという意味じゃ。

プリペイドカード: prepaid card)とは、予め入金して積み立てておく形(前払い)で一定金額の価値を有し、商品やサービスを提供してもらう権利のあるカード型の有価証券金券)。

Wikipedia プリペイドカード』より引用

プリペイドカードとは、図書カードやテレホンカードの事じゃ。
価値を裏付けてくれる存在がいない。

コレが法定通貨と仮想通貨の一番の違いですね。


えっと…。

日本円みたいに買い物が出来て、日本円と両替できて、なのに現実には存在しなくて、しかも価値が保証されていないのが、仮想通貨なんですか。

うむ。

日本円のような法定通貨でもなく、図書カードやテレホンカードのような法定通貨建ての資産でもない。

仮想通貨ブームって事は、日本円と仮想通貨を交換する人がいるワケですよね。

どうしてそんなモノと交換するんでしょうか?

便利だからじゃよ。
日本円は確かに安心じゃ。

日本銀行と日本政府によって価値を保証されておるからの。

しかし、それゆえに価値の保証元に大きな影響を受けるのじゃ。

黒田バズーカのように、思いもよらぬ価値の上下が起こりうる。

ヒトコトメモ

黒田バズーカ:2013年、日本銀行の総裁 黒田さんがおこなった何か凄い事。 日本円の価値に大きな影響を与え、その影響の大きさをバズーカ砲に例えた。

国境の無い、誰からも価値を保証されないがゆえに自由な通貨。

それが仮想通貨なんじゃ。

まとめ

イメージ的にはゲーム内の通貨って感じですね。しかも現実でも使える。
その通り。

ゲーム内の通貨のように実体は無いが、便利だからこそ皆が法定通貨で仮想通貨を購入するのじゃ。


次回以降は、ブロックチェーンなど、仮想通貨のより深い部分の説明をしていくぞ。